採用について

理念に共感することの危うさ
採用について · 2024/02/08
採用ブランディングにおいて、企業の理念を前面に押し出すことは大変有効です。その理念に共感して入社してくれる方も大変多く、企業理念はなくてはならないものだと考えます。一方で、採用後の定着においてはどうでしょう。 理念に対する共感が「ある」「なし」という有無の先にあるものは、「それを本人はどう感じるのか」という受け取りと「それによりどう行動するか」という判断を伴った自身のアクションです。理念に共感していても、望むようなアクションや捉え方をするとは限らないということです。 理念に共感してくれたからよい、悪い、ではなく、そこをフックに「自社でどう活躍してもらえるのか」を確かめていき、配属をするということまでが採用から定着には必要な考え方ですね。 もうすぐ春ですね。新入社員が入ってくる時期です。みなさまは定着のための施策は打てていますか?

エンジニアの中途採用
採用について · 2023/01/27
昨今は人手不足でどの業界も大変ですね。特にエンジニアの中途採用はかなり苦戦している会社が多いのではないでしょうか。ことエンジニアでマネジメントできる人材となると、倍率が43倍とかなんとか。。採れる気がしません。中小企業からすれば「大手には給与面でかなわない」と思うでしょうし、大手は大手で「別の大手のほうが給料が高い」と思うでしょう。確かに働くうえで、給与は大事ですが、人間はお金のためだけに働くわけではありません。やりがい、スキルアップ、人に喜ばれたときなど、働く理由が他にもあります。現に給与が高くても退職する人はたくさんいます。スタートアップであれば裁量や打席に立てる数などは、働くうえでとても魅力だと思います。また、いろいろと出来る人は会社にとって便利な人ではありますが、そんな人はなかなかいません。育成枠をつくり自社で育てるノウハウを持つことは、先々の採用活動で必ず強みになるので、ぜひ考えていただきたい点です。ご相談承ります。

品川区採用セミナーに登壇します
採用について · 2023/01/13
令和5年2月27日に、品川区でセミナー登壇します。採用において大切な自社の魅力を伝える、という求人票を実際に書いてみるというものです。頭でわかっていても実際に書いてみる、となるとなかなかうまくできないことも多いです。また、自分だけで考えていても割と煮詰まります。また、時間がなくて後回しにしている方も、この機会を利用していただくことで、向き合う時間として頂ければと思います。

採用について · 2022/11/11
みなさんの会社に、ホームページはありますでしょうか? その中に、採用のページはありますでしょうか? ハローワーク、採用媒体などから御社のことを知った求職者の方は、必ずその企業のホームページを検索します。 応募する前に、本当に応募していいのかを確認するためです。 ①本当にその会社が存在するのかどうか ②どんな会社で安定性や将来性があるのか...
スタートアップの採用
採用について · 2022/09/29
数年前、スタートアップの採用マネージャーをしていたことがあります。スタートアップでは、創業当初採用は代表が行っていることがほとんどだと思いますが、手離れさせるタイミングはまちまちではありますが、最初に会う人は代表がいいとは思います。スタートアップだけでなく、知名度があまり高くない会社であれば、やはり代表のパワーで採用するしかないので、当時私も代表を使いまくって、採用で最大限頑張ってもらっていました。また、いきなり正社員というのもハードルが高いので、どんなスタイルであれ、関与してくれる人数を増やしていくためにも、たくさんの人と面談をする必要はあると思います。 そのためにも、スカウトを打つなどの手を動かすだけの人だけでも早めに入れることをお勧めします。 プレ採用担当を採用し、育て、走れるようにするプランも多数ありますので、お声がけください。

人事コンサルティングは「課題解決の切り口」を提案すること
採用について · 2022/05/30
皆さんは「人事コンサルティング」と聞いて何をしてくれるのか?と疑問に思ったことはありませんか? 今回は弊社の採用コンサルティングについて少しご紹介します。 まず企業様「人が採れない」というご相談から始まります。でも伺うと、人はとれています。ではなぜ「採りたい」とおっしゃるのか?折角採用した人材が定着をせずに辞めてしまう、ということが多くあります。 人が定着しない理由として大きく2つあります。 1)役割や人物タイプが全く適性のない人材であった →採用時の課題 2)適性はあっても業務のポジションなどお任せする社内環境があっていなかった →配置等の課題 上記は大まかな考え方ですので、もちろん1)にも配置など採用後に改善すべき課題がある場合もあります。 企業様は「どこに課題があるのかわからない」という状態であることが多いです。ごちゃごちゃっとした状態から課題解決の切り口を提案することがコンサルティングです。 採用が上手く行かないならこのシステムを導入すれば解決しますとか、そういったアプローチをするコンサルもありますが、それは物販でありコンサルではありません。

6/1は採用担当にとって大変な1日
採用について · 2022/05/24
新卒採用もかなり山場となってきました。学生は3年生の6月からインターンシップ解禁なので、長い人はかれこれ1年間就活をしていることになりますね。本当にお疲れ様です。 企業の新卒採用チームの皆さんも、今が本当にしんどい時期ではないでしょうか。 なぜなら、2023年卒の採用活動が山場を迎えています。内定承諾を得るためにたくさんの学生との個別コンタクトを抱えている方も多いと思います。 何より「予定内定者は取れるのか」と言う心配が今年はどの企業様にもおありのようです。5月の内定率が58%と驚異的な数字だったのもあり、本当に今年の新卒採用は例年と違うとどの企業様もおっしゃいます。 そして6月から2024年卒のインターンシップが解禁になっています。そのコンテンツの設計などがありますが、ほとんどが今年度のものを流用したりアレンジしたりになっていると伺っています。 1つの人事部でこれらを行うのは大変です。 弊社ではコンテンツの設計のみなど、企業様のニーズに対し柔軟に対応しております。スポット的な対応も可能です。ご相談ください。

24卒の学生傾向から見る、面接官トレーニングの必要性
採用について · 2022/04/20
来年度のインターンシップの企画も同時に走らせている企業様もあるかと思いますので、24卒の学生について少しお話ししたいと思います。 コロナ禍の就職活動で対面での説明会や選考会がほぼオンラインに切り替わりました。 24卒の就活生とここ数年のコロナ禍においての就活生との大きな違いは、「入学した当初からコロナ禍である」という点です。 始業式もなければ対面授業もほぼない、アルバイトやサークルなど学業以外の経験が少ない。 「ガクチカが話せない」という状態の方が多くいると予想されています。 そうなると難しいのが「面接ジャッジ」です。 面接をする中で「あまり整理できていないな」と感じるような方がいらっしゃったご経験もおありかと思いますが、24卒の学生さんはそういった「まだ磨かれていない」と感じるような方がとても多くなると言われております。 24卒に向けてはこれまで面接で聞いてきた項目だけではジャッジするための材料としては不十分となるので、面接で深掘りができるようなトレーニングを面接官に実施する必要があると思います。